当社は、経営理念である「人々の心と体の健康を促進し、フードサービス業を通じ人類の生成発展に貢献する。」の考えのもと、食のインフラの担い手として、社会の持続可能な発展への貢献と企業価値の向上を目指すことを基本方針として、重点的に取り組んでいく5つのマテリアリティ(重要課題)を特定し、マテリアリティのマネジメントサイクルを通じて「持続可能な社会への貢献」と「企業価値の向上」を両立しながら、今後も持続的成長に向けた取り組みを推進することを決定しております。なお、特定したマテリアリティについては、社会環境や戦略の変化により、見直しも適宜実施します。
私たち大戸屋は、「人々の心と体の健康を促進し、フードサービス業を通じ人類の生成発展に貢献する。」という経営理念のもと、安心・安全な食材の安定的(継続的)な調達を可能とする環境の維持や、社会をかたちづくる世界中の人々のからだの健やかさ、心の康らかさに資することで、持続可能な社会の実現に貢献できるよう務めて参ります。
①地球環境への貢献
「地球環境への貢献」は次代への責務であり、気候変動の緩和、循環型社会の形成に向けて、再生可能エネルギーの安定的利用や資源の有効活用に取り組んでいく。
②食の安全・安心の提供
「食の安全・安心の提供」は外食企業として持続可能な成長の基盤であり、バリューチェーン全般における衛生管理と品質の追求、情報公開などを通じてお客様の信頼に応えていく。
③働く仲間の成長と多様性の尊重
「働く仲間の成長と多様性の尊重」はサービス業として欠かせない競争力の源泉であり、従業員が働きやすく、それぞれの成長を目指せる職場環境を提供していく。
④地域・社会への貢献
「地域・社会への貢献」は持続的かつ安定的な事業運営に欠かせぬものであり、雇用創出・人材育成を通じた地域経済振興、食育や寄付を通じた地域交流促進に努めていく。
⑤経営基盤の強化
「経営基盤の強化」は持続的な成長に欠かせない重要課題の一つであり、経営の透明性を確保しつつ戦略の立案・実行及び監査を継続不断の取り組みとして充実させていく。
サステナビリティ担当者は各部門及び親会社のサステナビリティ推進室と連携し、各種取り組みを推進しております。
また、各種取り組みの進捗状況等を執行会議にて議論しガバナンス体制を構築するとともに、その取り組みに対して取締役会は、監督を行っております。
当社は、企業経営において、株主にとどまらず、従業員、取引先、顧客、債権者、地域社会をはじめとする多様なステークホルダーとの価値協創が重要となっていることを踏まえ、マルチステークホルダーとの適切な協働に取り組んで参ります。
〈調達基本方針〉
当社は、食材・備品・資材を調達・購入するにあたり「グリーン調達基準」を定め、環境活動の推進に努めます。
〈基本原則〉
- 商品及びサービスに伴う原料・資材・物品等の調達において、安全・品質・適正価格・CSR対応等に配慮した選定を行います。
- 必要性を検討し、必要なものを必要なだけ調達するよう努めます。
- 製品・サービスのライフサイクルを考慮し、環境への影響度に配慮した調達に努めます。
大戸屋の経営理念である「人々の心と体の健康を促進し、フードサービス業を通じ人類の生成発展に貢献する。」の具現化を目指すべく、「環境保全」を重要課題に掲げ、事業活動を通じ、地球環境・自然生態系と調和した豊かな社会の形成に貢献して参ります。
- 環境関連の法律・条例及びその他の要求事項を順守します。
- 環境目標を毎年定め、継続的改善に努めます。
- 環境方針を全従業員に周知するとともに、省資源・省エネルギーに対する意識のための啓発活動に努めます。
- 食品廃棄物のリデュース(削減)・リユース(再利用)・リサイクル (再資源化)の3Rを推進します。
- エネルギー・資源の効率的な利用と、省エネルギーを目的とした技術や設備機器の導入等を推進します。
- お客様と環境活動を共有し、ともに活動の推進に努めます。
- 環境情報・商品情報を積極的に取り入れ、活動を社内外に開示します。